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RAILWAY浪漫 ロクヨンcafe

鉄道写真がメインです。過去から最近撮影したものまで、気ままに 思いついたままに綴ってまいります。

蒸気機関車 


ある日突然「ばんえつ物語」

C57かっこええ!
遅い夏休みをいただきまして磐越西線C57180の雄姿を撮りに行ってまいりました。私の鉄道写真の始まりは蒸気機関車の記録からでしたから淡い青春時代を思い出しながら今の蒸機を撮るのもいいかな・・などと思ったら磐越へ行こう!となったわけであります。

なんていうかやっぱり非電化路線であること、詫びたローカル感がたまらないこと、それでいて意外や磐越西線は歴史的に古くて石組みレンガ積みのトンネルが点在してる点など蒸機が走る路線としてこれほどふさわしいことはないですね。
相変わらずC57はかっこよかったです。以前施されていた煙突に巻かれた飾り帯もなくなってたいへん好ましいと思います。

ということで1日に撮影した8226レ「ばんえつ物語」です。
大変人気のある撮影ポイントで朝早くから大勢のファンが訪れていました。五十島駅をゆっくり通過してこの直線で加速するので煙の出方も裏切られることなく編成写真風に撮れるから多くのファンが訪れるのでしょう。

なるほど確かに・・・(笑)。小雨降る中でしたが喜寿の特製ヘッドマークも誇らしげです。そして軽快に加速する様はやっぱりC型機関車だなと感じました。客車7両という長さもちょうどいいかもしれませんね。

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C57という機関車 


あんた あいかわらず美人だねぇ~

あいかわらず美人だね!
かみさん同伴の旅道中、最初に訪れたのがここ。蒸気機関車を撮りたいから・・とお願いして付き合ってもらいました。現地へは早く着きすぎてしまって結局1時間ほど待たせてしまいましたが天気も良くてのんびりした田舎風景のなか、かみさんは付近を散策しながら耐えてくれました(笑)。
鉄道ファンになった原点は蒸気機関車であるのに私は保存蒸機をまず撮影しません。理由はいろいろあるのですが磐越にしろ上越にしろやはり遠いというのがその理由のひとつでもあります。今回機会を得て久しぶりに撮影できました。しかもC57に限って言えば18年くらい前に撮影した「北びわこ」牽引C571以来です。

颯爽と現れたC57180は煙突に金帯を捲かれてめいっぱい化粧されています。そんなことしなくったってあんたは充分きれいだよ!って言ってやりたい。それにしてもあいかわらず女性的でスマートな機関車です。
C57180は現役時代、新津機関区にいた機関車ですから磐越西線はかつて知った馴染の線区と言えるのですが、その土地に根付いた機関車が走るっていうのはいいなぁ~・・と思うのです。

C57のことをもう少し・・・
C57はかつては名古屋機関区にも配属されていて実は西線にも入線していたカマなんです。中央線はD型機関車の活躍がイメージされますが実際主力機は歴代の貨物用機関車9600やD50、D51が貨客に使用された線区です。ただ名古屋―多治見間はC型機関車が意外にも活躍しているんですね。大昔は8620やC51が・・・そして多分、電化される昭和40年ころまでD51に混じってC57も走っていたようですよ。

名古屋からC57が消え東海地方に残っていたのは亀山くらい。紀勢線、参宮線などで細々と活躍していましたが私は亀山機関区にいるC57をチラ見した程度の記憶しかありません。本格的にC57を撮影したのは高校2年の春休み、西線からD51が消え途方に暮れていた私は九州宮崎で最後の力闘を演ずるC57に魅了され意を決して撮影に出かけたのです。

昔の写真さ・・・九州宮崎のC57
日豊本線 田野-門石(信) C57199〔宮〕牽引貨物列車(列車番号不明) 74年春

当時南九州の蒸気機関車たちは形式を問わず、よく手入れされていて本当に美しかったんです。その中で日豊本線最後の砦(?)宮崎―鹿児島間はC57が貨客に活躍していた線区でした。C57に貨物牽引はどうもなぁ・・・というオールドファンもいらっしゃると思いますが私はなんだか悲壮感漂う美人カマの力闘に激しく魅了されてしまいました。とはいえ反面、合間にやってくる客車列車の先頭に立つC57にはホッとしたり(笑)。いろいろとファンの心理は複雑なんですね・・・その辺は今もロクヨンへの思いも一緒なんですが・・・(笑)。

そんなこんなで、いろんな思い出もよみがえりました。再び季節を変え「ばんえつ物語」を撮影したいと思ってしまった私です。

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こがねいろの汽車 


汽車が鉄橋を渡る・・・

鉄道が好きになった原風景かも・・?

汽車・・・汽車だよ
遅い夏休みをいただいています。昨日までかみさんと連れだって会津地方へ二泊三日の旅に出ていました。温泉につかり美味しい地のものをいただき、日ごろのお互いの労をねぎらってまいりました。そのうえ鉄道ファンになってしまった原点のような情景まで見ることができたのです。

西に傾いた陽が鉄橋の骨組みを照らし出し、そこをゆっくりと渡るC57は一瞬黄金色に映えるのです。前から一度撮りたかった情景に出会えました! 列車が通過していくのを見届けると、いつしか私は幼いころ見た旧奈良井川橋梁を行くD51の姿を思い浮かべるのです。

磐越西線一ノ戸川橋梁・・・長い鉄橋の中間には立派なアンダートラスが組み込まれています。この鉄橋が存在する喜多方―山都間の開業は明治43年だそうですから、このクラシックなトラス橋はその形状と建設された時代からして多分アメリカ製じゃないか?と思います。実は同様な鉄橋が西線にもいくつか存在してましたがそれらはすべてアメリカ製だったといいます。

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