こんな重連あんな重連
2016/12/09 Fri. 23:06 | 上越線 |
ロクヨンのルーツをたどれば・・・

上越線 越後中里付近 列車番号不明EF16+EF15 78年ころ
今秋は例年になく充実した撮影ができました。しかしその間に国鉄色1012号機につづいて1016号機も引退してしまいましたね。寂しい・・・というより時の流れの早さだけが実感として心に残った秋でもありました。
自宅付近から遠く木曽の山々が望めるのですがいよいよ白い雪をいただき冬の様相です。車のタイヤも冬タイヤを新調して、もういつ雪が降ろうがOKです(笑)。まぁ、そんな冬の訪れももう少し先かな?ということで、しばし撮影も休止して只今充電中です。
ということで今回は懐かしい画像で・・・あんな重連こんな重連シリーズ2弾、上越線にてEF16+EF15の重連です。
えっ!もう40年近く前の画像になるんですね・・・(溜)。

上越線 土樽-越後中里 列車番号不明EF16+EF15 78年ころ
この付近も様変わりしたようですが当時は素朴な田舎町でした。夏の終わりころに訪ねた記憶ですが静かで穏やかな一日をのんびり撮影しながら過ごした記憶です。静寂の中にも大きく蛇行しながら半ループを下ってくる列車の音だけが響き渡って聞こえてくると私の胸はいっきに高鳴るのでした。
そんなことを思い出しながら今あらためて画像をよく見ると・・・
次位の機関車はEF15ですがヘッドライトと貫通扉上部にヒサシ状のつらら切が見えます(判るかな?)小さくて機番まで読み取れませんが、この形態はEF15のなかでも若番のグループで元はEF16として福島にいた機関車だと判断できます。

高崎にて EF152〔長岡〕 78年ころ
EF16はEF15に回生ブレーキを追加改造した形式で元は奥羽本線福島―米沢間電化で登場した機関車でしたがその後同区間交流電化の変更で余剰となりEF15に戻されここ上越線で活躍していました。すでに上越線には福島グループとは別のEF16がいましたが形態が少し違っていたのです。福島スタイルがよくわかる画像としてEF15、2号機(元EF162)を。福島時代の名残りが見られ、こちらの方が山の機関車っぽいですね。私の記憶が間違ってなければ・・当時長岡にもEF16が配置されておりまして11号機と12号機は福島からの転属車でこのスタイルだったと思います。元福島EF16の若番EF15も長岡所属でしたから長岡にはEF16ともどもごっつい機関車たちがたむろしていたんですね。
さて、そのEF16はEF64のルーツともいえる機関車で上越線ではその後EF64 1000番台の登場によりEF16は淘汰されます。・・・そのEF64 1000番台ですら貨物に関しては上越線から退きましたから時の流れは本当に早いものです。
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