6883レに寄せて・・・
2019/03/16 Sat. 16:37 | 中央本線 |
昔むかしの思い出に重ねて
さようなら・・・6883レ!

13日の画像から
あれから47年もの月日が流れたのですね。私がまだ中学生だった頃に撮影に訪れた場所。その時撮影した写真がお気に入りで今も大切にしています。その思い出深いアングルで再び今を撮ろうと何度か試みたのに・・・編成が長すぎて尻切れになったり、対向の「しなの」が被ってしまったり、ピンボケだったり・・・なぜかうまく撮れなくて。
あの時と同じ光線で撮ろうとするとやっぱり6883レしかないんです。晴れる日を待ったのですが公休日はいつも天気が悪くて今回もまた・・・。現地に到着すると雪が降っていましたが残念ながら春雪はいかに木曽といえどもあっという間に融けてきえてしまいます。ところがそんな雪も止み青空が現れ晴れてきたではありませんか。私は心躍らせ早く早くと6883レを待ったのです。ところが定時になっても列車は来ません。結局、約20分ほど遅れてやってきたのですが気まぐれな雲に奇跡の晴れ間は遮られてしまいました(泣)。

72年2月ころ 列車番号不明(667レ?) D51921〔木〕牽引貨物列車
47年前の今頃だった記憶。スキー客を乗せた急行「きそ2号」併結「つがいけ」で薮原に降り立ちとりあえず撮影した思い出の写真。光線から当時のダイヤを照らし合わせてみると667レかな?・・その辺の記録がなくて・・・。牽引機は木曽福島区のよく手入れされたD51921。当時の西線の貨物列車としては少し短い編成だからきっと荷も軽くこの日の機関士さんは鼻歌まじりの乗務だったかも。白く後方まで雲のようにたなびく白煙が印象的でした。この煙の状態はほとんどが蒸気できっと効率よく燃焼していた証しに違いありません。峠を前にしてはいささか軽やかで乾いたドラフト音までもが思い出されます。
6883レだとこの時とほぼ同様な光線となるわけでしてロクヨンで比較してみたかったのですが、もうそれも叶わぬこととなってしまいました。今改正で6883レは8883レとなってスジは残りますが事実上廃止でもう走ることはないでしょう・・・残念です。
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