「さくら」の思い出
2018/04/24 Tue. 17:22 | 思い出のアルバム |
特急「さくら」が一番好きだった!

桜の記憶ならぬ「さくら」の記録・・・(笑)。
数あるブルートレインのなかで一番好きな列車が「さくら」です。多少強引を承知で言いますが(笑)、1レと2レといえば、かつて客車特急時代の「つばめ」の列車番号であり、それを引き継ぐ伝統の番号。これは野球でいえばエースナンバーみたいなもんでしょうか? 昼行、夜行の違いもあり走行距離も違いますから当時の国鉄がそんな思い入れを「さくら」に託していた・・・とは思えませんが私としてはそんなロマンを夢見たいわけです。
だから特急「さくら」号!
思えば遠く子供の頃に見た絵本には青いEF58の特急「さくら」が描かれていました・・・「さくら」が好きになった原点。

こちらは新製されてまだ間もない頃のEF651111牽引「さくら」です。1978年の夏はブルートレイン牽引機がEF65PからEF65PFへと順次交替していった年で両方が混在して走ってました。今のように運用情報が簡単に手に入る時代ではありませんでしたからどっちが牽引してくるのか全く分からずでしたがPを期待しつつもPFも新製直後で美しかったから、まぁ結局どっちでもいいや!のややP寄りの気持ちで列車を待っていました。
しかし今になってみるとEF65P牽引のブルートレインをぎりぎりでも撮影できたことは良かったなぁ・・・とつくづく思うのです。なぜなら、東海道線が全線電化されて以降、伝統の特急牽引機はEF58に始まりEF60500番台、EF65Pまで(汗)。異論ある方もいらっしゃるかと思いますが私の中ではEF65Pは東海道伝統の最後の特急牽引機だったと勝手に思っています。PFは高速貨物牽引も視野に入れて改良された形式なので変なこと言いますが純粋じゃないんです。ましてEF66なんて・・・。

EF6651〔関〕牽引コンテナ貨物(列番不明) 78年 8月27日 根府川にて
EF66なんて・・・というとEF66ファンから叱られそうですが・・けっしてEF66が嫌いなんかじゃありません。EF66にもヒストリーがあるわけでしてそれはそれで興味深く歴史に名を残し敬意を表すべき形式だと思います。本来は貨物用として登場した生い立ちからするとブルートレイン牽引機に抜擢されたこと自体驚きでした。
写真は根府川で「さくら」を撮影した日に撮っていたEF6651。この51号機は後にブルートレイン牽引機の一両になるわけですがこの時だれがそんなこと想像したでしょうね。残念ながら私は休鉄していたブランクが長く、その間にブルトレはその勢力をどんどん失い私が復鉄した時には「さくら」はいなくて「富士はやぶさ」という併結特急にまで落ちぶれた一本を残すのみ、その時点でまぁブルトレはええわ!っていう気分だったです。惜しむらくはEF6651が牽引している「さくら」をもし撮影していたらこの記事ももう少しは深い話になっていたかも・・・・(?)。
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コメント
おっ!根府川の鉄橋にてのEF65pが牽く「さくら」ですね。
こちらも、撮りに行きましたよぅ~。多分、ごはちまるさんの1.2年前ですがね。
まるっきり同じアングルですねぇ~。
今も、部屋に白黒ですが、自分で半切にまで大きく焼いた写真を飾ってありますよ。(^^)v
こちらも、この後からブランクに入り、EF66が牽く「ふじぶさ」で復活でしたがね。(^▽^笑)
おなさん #- | URL | 2018/04/24 19:38 * edit *
おなさん こんばんは。
コメントありがとうございます。
あのころは超有名撮影地でしたがこのアングルも今じゃ撮れませんね。ですが根府川付近は今もそんなに変化なくて懐かしい景色はあいかわらずのようです。
そういえばここを今ではロクヨンも走っているわけですがそれも当時では考えられなかったことですね。なにより1000番台はまだ誕生してませんでした(汗)。
ごはちまる #- | URL | 2018/04/24 23:34 * edit *
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