あの時の巴ヶ淵
2022/11/09 Wed. 23:00 | 思い出のアルバム |
もう50年も前になるのかぁ・・・

日の短い冬の午後はあっという間に陽は傾きその光線はどこか優し気です。巴ヶ淵にておよそ50年前に撮影した画像です。
このころは川縁には木も茂っていなくて国道の橋のたもとからこんな風に撮影できました。たしか73年の2月か3月頃だったかな?列車は4652レだった記憶(あいまい)。
蒸気機関車は迫力!という周りの言葉や自身の思い込みなどから勾配を上る姿をかぶりつきに撮影するのが当たり前だった当時。15歳の子供でしたからそんなもんなんですが、この頃から少し風景に馴染むような撮り方にも目覚めてきた気がします。ここは紅葉がきれいそうだから秋に再訪したくなったのですがこの年の夏に西線は電化完成予定でしたので叶わずひどく残念で、なんでもっと早く季節を意識した写真を撮ろうとしなかったのかと後悔しました。一枚の写真から当時のこと自分が思ったこと感じたことなどなどいっぱいよみがえってきます。
さて巴ヶ淵とは木曽川の深淵を巴を描くように水が流れ、その淵から竜神の化身が巴御前となって現れた・・・との伝説の地。そして木曽義仲に仕えるのですが奇しくも今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にて巴御前の生涯を少しだけ知ることができました。いろいろ謎の多い巴御前ではありますが、なんといっても木曽の女傑とのイメージが強すぎて義仲なきあと関東に逃れていたことや長寿だったことなど初めて知りました(恥)。
巴ヶ淵・・・木曽の伝説とわが青春の日々D51とそしてロクヨン2代そんなこんなとりとめもなく思いは様々ですが久しぶりに昔の写真を引っ張り出してみましたとサ・・・(汗)。
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コメント
50年前は…
ご無沙汰しております!
今秋は中央西線詣でが叶いませんでした…
また来年、お邪魔させていただきます!
今や川の両岸から木が生い茂り鉄橋も見え辛くなっている巴ヶ淵。
50年前はこんなに視界が開けていたんですね~
貴重なSL時代のお写真をご開帳いただき有難うございました。
文中に出てくる巴御前ですが小田原に墓所があること大河ドラマで初めて知りました…
テンコちょさま こんにちは。
コメントをありがとうございます。
この画像、本当はカラーなんです。50年の間に退色はげしいのと元々が冬景色故モノトーンなのでモノクロ変換してみました。
当時は中学生がこんなところまで行くというのはちょっとした冒険でした。行かせてくれた親に感謝ですね。
巴御前は意外や神奈川県や小田原とも縁があったのですね。むしろ人生の半分以上を関東で過ごしたんだなぁと知りました。
さて西線も昼間のロクヨン牽引貨物は8084レと81レしか見られなくなりました。81レなどこれからの時期は須原までがやっとでしょうか?たった2両のEH200でこんなに影響がでるのかと今更ながら驚いています。
ぜひまた機を見てお越しください。私も久しぶりに早川界隈に遠征したいです。
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